家具を組み立てるとき、奥まったネジに普通のドライバーが届きにくいと、工具を持ち替えるだけでも手間がかかりますよね。

筆者がそんな場所で使っているのが、マキタのペン型インパクト「 TD021D 」。

でも、いざ次の1台を探すと、「 TD023Dのセット品 に替えると何が変わる?」「今のTD021Dでも家具組み立ては十分?」と迷う方も多いはず。

疑問の表情をしたドリボー ドリボー
狭い場所で使うなら、新しい型番へ替えたほうがいいの?

最大トルクの数字だけで買い替えると、今の工具で足りている作業と、ビットの付け替えや電池の確認が必要な作業を分けにくくなります。

ドリボー ドリボー
まずは今の作業で困る場面と、セット内容を分けて見よう!

そこでこの記事では、TD021Dを家具組み立てで使う筆者の経験をもとに、TD023Dとの公式仕様・操作方法・購入時の確認点を比較します!

この記事を読めば、手持ちのTD021Dを使い続けるか、TD023Dを選ぶか判断しやすくなりますよ♪

というわけでこの記事は、「マキタTD021DとTD023Dの違いは?ペン型インパクトを買い替える前の比較」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • TD021Dを家具組み立てに使い、買い替えを迷っている方
  • TD023Dの本体のみとセット品の違いを知りたい方
  • 狭い場所で使うペン型インパクトを探している方
  • 手持ちの7.2Vバッテリーを確認してから購入したい方

先に結論:家具組み立てで困っていなければTD021Dを使い続けてよい

筆者のTD021Dは、通常のドライバーが届きにくい場所や狭いところでも使えるのが便利。

家具の組み立てでは、特に頼りにしています♪

TD023Dはビットを押し込んで取り付けられる方式になり、メーカー公表の最大締付けトルクも22N・mから25N・mへ変わりました。

ただし、トルクは両機とも高力ボルトを3秒締めたときの公表値です。

家具のネジで同じ差を感じると決めつけず、ビット交換の手間や現在の作業での不足を基準に選びましょう。

  • TD021Dで家具のネジ締めが済んでいる:そのまま使う選択。
  • ビットを頻繁に付け替える:押し込み装着ができるTD023Dを検討。
  • 電池や充電器も一式そろえたい:TD023Dのセット品を検討。
TD021Dを使い続ける場合とTD023Dを検討する場合の判断を示す図解

判断の出発点は型番の新しさではなく、家具のどの場所で、何に困っているかです。

TD021DとTD023Dの主な違いを比較

比べる点TD021DTD023D
電圧7.2V7.2V
最大締付けトルク22N・m25N・m
回転数0~2,300回転/分0~2,450回転/分
打撃数0~3,000回/分0~3,000回/分
ビットの装着スリーブを引いて差し込む奥まで押し込んで装着できる
折り曲げストレート型・ピストル型ストレート型・ピストル型
使用可能電池の説明書記載BL7010・BL0715BL0715

数値はそれぞれのマキタ取扱説明書に記載された値です。

トルクは高力ボルトを3秒締めた条件で、家具用ネジを締めた結果ではありません。

最大トルクの差より、まず作業場所を見る

両機とも細身の本体を伸ばして使え、必要に応じてグリップを折り曲げられます。

筆者がTD021Dを家具組み立てで気に入っているのも、一般的なドライバーでは手を入れにくい場所へ工具を向けやすい点。

TD023Dの持ちやすさは実機で比べていないため、ここでは形状と公式仕様の違いを見ていきます。

棚の奥や側板の近くでは、本体だけでなくビットの長さとネジまでの距離も確認してください。

ドリボー ドリボー
狭い場所ほど、工具本体とビットを合わせた長さが効いてくるよ!
筆者が手に持ったマキタTD021D。折り曲げたグリップと細身の本体が見える
筆者所有のTD021D。手に持った本体の形状が分かる写真で、TD023Dの使用写真ではありません。

写真のTD021Dはグリップを折り曲げた状態で、先端と手元の位置関係が分かります。

家具の狭いところへ使う場合は、ネジへビットをまっすぐ当てられる余裕を取ることも大切です。

ビットの付け替えはTD023Dの分かりやすい違い

TD021Dの取扱説明書では、ビットを取り付けるときに先端のスリーブを引いて差し込みます。

TD023Dはビットを奥まで押し込んで装着でき、取り外すときはスリーブを引く方式です。

ドリボー ドリボー
ビットを何度も替える作業なら、取り付け方の差が選ぶポイントだね!

プラスビットとソケットなどを何度も替えるなら、購入判断に直結する変更点ですね♪

一方、いつも同じビットで家具を組み立てるなら、交換操作だけを理由に急いで買い替える必要はありません。

どちらもビット交換前はバッテリーを抜き、装着後に軽く引いて固定を確かめましょう。

旧型の電池は型番を見てから判断する

TD021Dの説明書には、BL7010とBL0715の記載があります。

TD023Dの使用可能バッテリー欄にあるのはBL0715です。

TD021DとTD023Dのビット装着方法と、各取扱説明書に記載された使用可能バッテリー型番を比べる図解

ビットの取り付け方と電池の型番を並べると、買い替え前に確認するところが絞れます。

同じ7.2Vという表示だけで、手持ち電池をそのまま使えると判断しないでください。

まず電池のラベルで型番を読み、TD023Dの使用可能バッテリー欄と一致するかを確認しましょう。

電池のラベルがBL0715以外なら、TD023Dに合わせる電池を別に用意する前提で選びましょう。

ドリボー ドリボー
電池を流用したいなら、7.2Vの数字よりBL0715の表示を確認してね!

それでは、TD023Dのセット品と本体のみを紹介していきます。

TD023Dを新しくそろえる場合、型番末尾によって付属品が変わります。

本体のみのTD023DZには、バッテリーと充電器が付属しません。

TD023DSHXはBL0715が2個、DC07SB、ケースが付くセットです。

ドリボー ドリボー
対応電池と充電器が手元にあるかで、選ぶセットが変わるよ!

先に電池の有無を分ければ、自分に必要な構成が決めやすいですよ♪

TD023DSHX:電池と充電器からそろえる

手持ちの対応電池や充電器がなければ、一式で確認しやすいのが「 TD023DSHX 」。

電池2個付きセット
PICK UP TOOL

マキタ 充電式ペンインパクトドライバ TD023DSHX

BL0715を2個、DC07SB、ケースを含むセット。電池と充電器をまとめてそろえたい方へ。

家具の組み立て用にこれからペン型インパクトを買うなら、まず電池と充電器を持っているか確認しましょう。

セット品は必要なものを同時にそろえられる一方、すでに対応品がある方には重複します。

店頭や通販ではTD023Dという本体名だけで判断せず、箱や出品名の「DSHX」と付属品一覧まで見てください。

筆者が使っているのはTD021Dなので、TD023DSHXの持ちやすさや作業中の感触は比べていません。

TD023DZ:対応電池を持っている方の本体のみ

BL0715など、必要な周辺品を持っている方が比べたいのが「 TD023DZ 」。

本体のみのため、購入前に電池の型番と充電器を手元で確かめましょう。

TD021Dからの買い替えでも、手持ち電池がBL7010ならTD023Dの使用可能電池欄と一致しません。

本体価格だけを見て選ぶと必要な電池を後から買い足すことになるため、総額で比べると判断しやすいですよ。

対応品が手元にそろっていれば、本体のみを選べるのがうれしいところ♪

本体のみ
PICK UP TOOL

マキタ 充電式ペンインパクトドライバ TD023DZ 本体のみ

バッテリー・充電器は別売。BL0715など対応品を持っている方の本体購入用。

家具組み立てではネジの締めすぎにも注意

ペン型でも、TD021DとTD023Dは打撃を加えてネジを締めるインパクトドライバーです。

家具の小ネジや金具を固定するときは、作業に合うビットを選び、ネジ頭にまっすぐ当てて短く操作しましょう。

ドリボー ドリボー
狭い場所でも、最後はネジを締めすぎないようにね!

筆者の「家具組み立てに最高」という感想は、手が入りにくい場所へ使いやすいことを指しています。

すべての家具用ネジを強く締めてよい、という意味ではありません。

締め具合を細かく管理したい作業では、クラッチ付きのドリルドライバーも候補です。

小型工具の選び方から確認したい方は、ペン型・小型電動ドライバーの比較も参考にしてください。

TD021DとTD023Dの違い:まとめ

この記事は「マキタTD021DとTD023Dの違いは?ペン型インパクトを買い替える前の比較」について書きました。

狭い場所での家具組み立てが目的で、TD021Dに不便を感じていなければ、今の1台を使い続けてよいでしょう。

ビット交換を手早くしたい、電池や充電器を含めて買い直したいなら、TD023Dの仕様とセット内容を確認するのがおすすめ♪

ドリボー ドリボー
買い替える前に、使っている電池の型番と必要な付属品を見ておこう!

手持ちの電池がBL0715かを確かめてから、セットの TD023DSHX と本体のみの TD023DZ を選んでくださいね。

参考資料