木材の曲線や棚板の切り欠きをするために、マキタのコード式ジグソーを探している方へ。
同じような大きさの4327と4329が並んでいると、「何が違うの?」「オービタル付きの4329を選ぶべき?」と迷いますよね。
オービタルを使う予定がないなら、価格と必要な機能を見比べたいところ。
一方、木材を速く切り進めたいのに切替機能がない機種を選ぶと、あとから物足りなくなるかもしれません。
そこでこの記事では、 マキタ4327 と マキタ4329 の共通点と違いを、メーカーの説明書に沿って比較します!
この記事を読めば、木工の作業内容から、オービタル切替にお金をかけるか判断しやすくなりますよ♪
というわけでこの記事は、「マキタのジグソー4327と4329の違いは?オービタル機能と木工での選び方を比較」について書きました。
この記事がおすすめな人
- マキタの100Vジグソー4327と4329で迷っている方
- 合板や杉板を切り、切り口の仕上がりも気になる方
- オービタル機能が自分の作業に必要か知りたい方
- すでに4327を持っていて、買い替えるべきか考えている方
4327と4329の違いを先に比較
それでは、4327と4329の違いと選び方を紹介していきます。
結論からいうと、両機の基本的な切断能力や重さは同じで、選ぶ理由になる差は4329のオービタル切替です。
| 比較項目 | 4327 | 4329 |
|---|---|---|
| オービタル切替 | なし | 0・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
| 電源・消費電力 | AC100V・450W | AC100V・450W |
| ストローク数 | 500~3,100回/分 | 500~3,100回/分 |
| 木材の切断能力 | 65mm | 65mm |
| 質量 | 1.9kg | 1.9kg |
| 使用ブレード | Bタイプ | Bタイプ |
この数値はマキタの共通説明書にある公称仕様で、筆者が2台を測った結果ではありません。
どちらもスピード調整ダイヤルがあり、ブレードの上下動の速さを変えられます。
4329では、それに加えてブレードの前後動を切り替えられるのが違いですよ。
仕上げ重視なら4329でも「0」を選べるため、切り分けと仕上げの両方に使えますよ♪
木材を速く切る設定が欲しいなら4329
4329の側面には、オービタル調整レバーがあります。
説明書では、0はブレードの上下動のみ、ⅠからⅢは前後動が加わり、数字が進むほど前後動が大きくなる仕組みです。
木材・合板をきれいに切る設定は0、木材・合板を高速切断する設定はⅢと案内されています。
つまり、同じ板でも「切り口を重視する工程」と「速く切り分ける工程」を切り替えたい方には4329が候補♪
ただし、オービタルを強くすれば必ずきれいに切れるわけではありません。
切り口を見せる家具の部材なら、まず0から試し、ブレードの種類や送り方も合わせて調整しましょう。
曲線や開口が中心なら4327も選びやすい
4327にはオービタル切替がありませんが、スピード調整ダイヤルは付いています。
筆者は4327で杉やヒノキ、合板の曲線を約5年切ってきました。
切っているのは、主に厚さ20mmくらいまでの木材です。
付属のB-10を使い、切りたい線に合わせて本体をゆっくり進めると、切り口もきれいに仕上がっています♪
曲線は速く押し進めるほど正確になるものではなく、マキタの説明書も本体をゆっくり進めるよう案内しています。
だから、曲線や家具の開口が主な用途なら、4327も十分に候補です♪
4327を長く使って感じた点は、4327の実機レビューにまとめています。
オービタル機能は木工DIYに必要?
ジグソーを使う場面を「仕上げ」と「切り分け」に分けると、追加機能の価値が判断しやすくなります。
家具の見える切り口は、刃と送り方も大切
棚板やテーブルの部材で切り口が見えるなら、まずは材料に合うブレードと、材料を固定する準備を優先しましょう。
4329の0も、4327も、ブレードの上下動を使って切ります。
合板の毛羽立ちを抑えたいときは、機種名だけで決めるより、合板の切り口をきれいにする手順を合わせて確認すると役立ちますよ。
筆者も4327の付属B-10を使ってきましたが、刃の種類で用途は変わります。
仕上がりに合わせた刃を探すなら、木工用ジグソー替刃の選び方も参考にしてください。
木材の荒切りが多いなら、切替の価値がある
下書き用の板を切り分けたり、仕上げ前の余分な部分を落としたりする機会が多いなら、4329のⅢを選べることに意味があります。
マキタの説明書はⅢを「木材・合板の高速切断」向けとしています。
ただし、作業の所要時間が4327より何分短くなるかは、両機で同条件の切断をしていないため示せません。
速度が必要な工程と、切り口を残す工程を1台で切り替えたいかどうかで考えましょう♪
マキタ4327・4329を購入するときの確認点
4327は、曲線切りを中心に使う方へ
コード式で木材の曲線や開口を切りたいなら、まず候補にしやすいのがマキタの 4327 です。
筆者が使っている実機では、作業台での木工を中心に約5年間、杉・ヒノキ・合板の曲線を切ってきました。
オービタル調整を使わない方なら、その分の機能に予算を割く必要はありません。
100Vのコンセントとコードを取り回せる作業場なら、バッテリーの残量を気にせず使えるのもコード式の良さ。
一方、切る場所を頻繁に変えるなら、作業前にコードの通り道を確保したいところです。
筆者の実機については、ブレード交換や長く使った感想も4327のレビューで詳しく紹介しています。
4329は、切り方を切り替えたい方へ
木材・合板の切り分けも多いなら、 4329 のオービタル調整が選ぶ理由になります。
0では上下動だけ、Ⅲでは木材・合板の高速切断向けに前後動を大きくする構成。
同じ450W・1.9kgでも、使う工程に合わせて切り方を変えられるのが4329の強みですよ♪
どちらも標準付属品は木工用のB-10が1枚、六角棒レンチ、定規セット品です。
販売ページでセット内容や付属品に違いがないか、注文前に型番「4329」とともに確認しましょう。
筆者は4329を使ったことがないため、「実際に4327より速かった」といった使用感の比較はできません。
4327から4329へ買い替えるべき?
すでに4327を持ち、曲線や開口を問題なく切れているなら、オービタル機能だけを理由に急いで買い替える必要は薄いでしょう。
両機の木材切断能力、ストローク数、重さは公式仕様上同じです。
筆者も杉・ヒノキ・合板の曲線切りには、4327を使い続けています。
切り分け作業が増えて、0からⅢまでを工程ごとに使い分けたいと感じたときに、4329を検討すると選びやすいですよ♪
コード式以外も含めて比較したい方は、ジグソーのおすすめ機種まとめへ進んでください。
マキタ4327と4329の違い:まとめ
この記事は「マキタのジグソー4327と4329の違いは?オービタル機能と木工での選び方を比較」について書きました。
両機の基本仕様は共通で、4329だけにオービタル調整レバーがあります。
曲線や見える切り口が中心なら 4327 、木材の切り分けと仕上げを一台で切り替えたいなら 4329 が候補です。
購入前は、使う場所のコンセント、ブレードの種類、販売ページの正確な型番を確認してくださいね。
木工の作業に合う一台を選んで、曲線切りを楽しみましょう♪
参考にしたメーカー資料
- マキタ「ジグソー4327・4329」取扱説明書(主要機能、標準付属品、オービタル調整、切断方法を確認)